式年遷宮の伊勢神宮と熊野三山詣で ⑦熊野速玉大社参拝 2013年8月
渓谷で涼んだ後、またバスに乗って海側へと出てきました。やっと和歌山県新宮市に入りました。伊勢から新宮まで、三重県は意外と奥が深いというか、長いというか。
ほどなく、熊野三山のひとつ、熊野速玉大社に到着です。
まず、御神木である天然記念物の梛の大樹です。その名が凪に通じることもあって、葉を災難よけのお守りとされてきたそうです。
神門をくぐって、おまいりします。
こちらは拝殿。
鈴門です。これらの奥に、上四社、中四社、下四社がおまつりされているそうです。
御由緒によると、御祭神は、熊野速玉大神(いざなぎのみこと)・熊野夫須美大神(いざなみのみこと)を主神に、十二柱の神々をおまつりされているとのこと。また、元宮は、近くの神倉山のコトビキ岩をご神体とする神倉神社だそうです。バスの車窓から小高い山の上にある神倉神社をみることができました。こちらでは、御燈祭という毎年2月6日に行われる例祭があり、松明をもってこの神社の石段を駆け上り、駆け下りるという勇壮な火祭が有名だそう。参加できるのは男子だけ。女性は遠くから見守るのみだそうです。
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