卓袱料理「浜勝」 – 長崎旅行2013年GW⑫

  • 2013/7/19
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長崎旅行最後の夕食は卓袱料理にしました。

今回の旅行で参考にした雑誌「旅 和楽」の2012年8・9月号別冊付録の長崎のページにあった「富貴楼」や丸山の「花月」など、有名な卓袱料理のお店も考えたのですが、敷居も高ければお値段も高いということで、初心者に安心な「浜勝」 を訪問しました。予約もしないででかけました。

実は入り口を間違えて、2Fのお座敷席の玄関から入ってしまったのですが、これが幸いし、雰囲気のある座敷のテーブル席に入ることができました(あとで1階のテーブル席を見ましたが、普通のレストランでしたので、こちら2Fの座敷テーブル席がよい場合は、予約をしたほうがよさそうです。今回はラッキーでした)。

卓袱料理については、上記の浜勝さんのHPに説明がありますが、朱塗りの円形テーブルを卓袱というのだそうです。そして、「お鰭をどうぞ」という一言からお食事を始めます。

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こちらがお鰭です。このお椀をいただいてからでないと、飲み物などもいただけないそうです。すっきり・はっきりとしたお出汁でお魚(鯛と思われます)がおいしかったです。

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次はお豆を甘く炊いたもの。このように、お皿に人数分が盛られてきて、それをめいめい取り分けるスタイルです。テーブルは円形でも中国料理の円卓のように回らないのですが、スタイルは似ていますね。

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お刺身

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前菜三品盛り。昔、砂糖が手に入りにくかった時代でも、長崎は手に入りやすかったので、甘めの味付けがもてなしのひとつだったと仲居さんがお話してくれました。

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お魚の木の芽和え(焼き物)。一口ですが、木の芽の風味がよかったです。

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えびのすり身を食パンではさんで揚げたいわゆる「ハトシ」というものですね。これも長崎名物ということで、楽しみにしていました。外はさくっとして、中はえびがもちっと。ジャンクな感じですが、結構好きでした。

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大鉢盛り合わせ。たけのことピンクのものが乗っているのはほたてで、白いのははんぺんだったかと。こちらもお出汁がおいしかったです。

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そして、お次も長崎名物の豚の角煮です。吉宗に続いてこの日2回目です。どちらもとろとろというよりは、少し固めと感じる炊け具合で、お腹にたまります。

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ご飯と、お漬物とお吸い物。

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最後にデザートですが、こちらも卓袱料理の特徴であるおしるこがでます。

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と、水菓子としてイチゴ寒天。

以上、どれも一口ずつですが、これだけの品数ですから、お腹い~っぱいです。また、長崎に行く機会があれば、別のお店にも行ってみたいですが、雰囲気のある席での卓袱料理、大満足でした。

次の記事へ→長崎旅行 2013年GW⑬稲佐山の夜景

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