冬の京都といえば、湯豆腐。中学校の修学旅行で食べた湯豆腐は驚愕のおいしさだった。。。思えば、お豆腐をお味噌汁や冷奴以外であのように食べたのは初めてだったからだと思うが、大人になって何度も京都で湯豆腐を食べたけど、あの驚きに勝る湯豆腐にはお目にかかってないな(遠い目。。。)。なんてね。
でも、冬の京都の寒さは半端じゃないので(今回はそれほどでもなかったけど ^^;)、やはり温かいものが食べたいのです!
湯豆腐といえば、南禅寺のあたりにいくつもの名店がありますが、市街中心地で行きやすいのが、「豆水楼」です。
宿泊先の京都ホテルオークラからもほど近い、木屋町の路地裏にあります。雰囲気ありますね~。この写真↑お月様が見えているのですが、これがまた、ちょっと怖い感じで、ぴったりです。
まだ、お正月らしい感じの入り口です。今回は、東山という豆腐コース料理にしました。
「豆水楼」の書体。ちょっとおどろおどろしくて、お店の雰囲気にあっていていいんです。
豆腐料理コースの東山は、お料理5品におぼろ豆腐、ご飯、デザートで3,858円。桶の中にはお豆腐がすでに入ってますよ。
お料理の1品目は、酒の肴によさそうなものばかり。
陶器の柚子の中には、タコと小豆を炊いたもの、手前はわかざぎの甘露煮。
2品目はお刺身。ヨコワとタコと生湯葉。ヨコワって、若いマグロのことだと思うけど、関東では言わないな~。と、調べてみたら、農林水産省のHPに、
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ヨコワとはクロマグロの若い魚のことで、高知県や中国地方での呼称です。クロマグロも出世魚で、関東地方では若いマグロをメジと呼びます。
(関東地方):コメジ→メジ→マグロ→オオマグロ
(関西地方):シンマエ→ヨコワ→コビン→マグロ
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とありました。ほほぅ~。
さて、お豆腐もいきますよ~。おぼろ豆腐に、小豆入りの生麩が1人1枚ずつ、ほうれん草も入っています。たれは、だし醤油ベースです。色の割には濃すぎず、ほんのり出汁がきいてます。2回までおかわりできます。
お料理3品目は豆乳の茶碗蒸し。
4品目は、左から中に豆腐の入った麩のうにソース、生麩の田楽と、右はお魚なんだけど失念しました。。。生麩がおいしかった。とろっとして、甘目の田楽味噌で。
5品目は、揚げ物です。手前はししとうと、エリンギ。奥は鯛を湯葉で巻いたものを揚げたもの。揚げたてでおいしかったですよ。
ご飯は豆乳粥。臭みはないし、まろやかでほんのり甘くて、ちょうどよいお味でした。
みたらし餡をかけてもどうぞとのことでしたが、餡をかけないほうが好みでした。
デザートは蕪と豆乳のシャーベット。蕪の苦味があって、口の中がさっぱりしました。相方的には???だったようですが、私は結構好きです。
予約なしだったので、早めの6時半ごろ行ったらカウンターならどこでもOKだったのですが、7時をすぎるとカウンターもいっぱいに。できれば予約がよさそうです。お店の雰囲気は夜のほうが気分がでますが、お昼もやってます(月~土)。夏には川床もありますよ。
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■冬の京都旅行 2014年1月
冬の京都旅行 2014年1月
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