夏の京都 麩・生麩づくしのランチ 半兵衛麩でむし養い 2014年9月(2)
京都について、ホテルでスーツケースを預けたら、お昼です!念願の半兵衛麩でむし養いをいただきます!
お店は、地下鉄清水五条駅からすぐ近く。以前から行ってみたかったので、旅行が決まってすぐに予約をしました。3週間前だったのに12時からの予約はできず、12時半の予約になりました。11時から30分おきで14時半まで予約できるとのこと。
お食事ができる茶房は2部屋あって、手前のお部屋にいれていただきました。落ち着いた、和モダンなお部屋です。
カウンターと、2人席が2か所あって、2人席に。
早速運ばれてきました、「むし養い」。麩とゆばづくしのお料理です。
こちらは、右上から「竹麩山椒風味」、「利休坊」、柿を模した「季節の細工麩」、「なま麩田楽」は、あわ麩・木の芽味噌、こま麩・赤味噌、あわ麩・白味噌。
田楽は外がかりっと焼かれていて、中はもちもちで、味噌も絶妙。びっくりしたのは、「竹麩山椒風味」。山椒の辛味がなくで爽やかさだけが際立ってとてもおいしかったです。
やき麩と湯葉の冷たい煮物。この日は暑かったので、冷たいお出汁がす~っと入っていきます。
左はなま麩のしぐれ煮で、右は丁子麩ときゅうりの酢の物。麩を酢の物に使うとは!これは真似しよう。
このお膳以外にも4品も出てきます。
汲み上げ湯葉。湯葉自体の味が濃くて、おいしかったです。
揚げ物。紅葉と銀杏の葉を模した「ふきよせ麩」がいいですね。
「なま麩・生ゆばのみぞれ和え」 揚げ出しです。もちもち食感が合います。
最後は「よもぎ麩白味噌仕立」。これは、おうちでも食べたい。よもぎ麩買って帰らねば。
麩やなま麩をこんな風に料理できるのかと驚きつつ、おいしいし、お腹もいっぱいになりました。
お隣の洋館ではお料理で使われているお麩を買うことができます。
酢の物に使われている丁子麩を買いました。1時間かけて戻してから使うそうです。
これ以外にもお土産用にいろいろ買ったので包装してもらう間、応接室のようなところで待たせてもらいます。
レトロモダンなインテリア
お茶まで出していただいて。お店の人は皆とても丁寧なおもてなしで、これも感動。
お庭もきちんと手入れされていて。お料理は「むし養い」だけなのですが、また来たいなと思うお店です。