京都でカフェめぐり ③「八重の桜」ゆかりの新島旧邸~京都御所 2013年9月
お昼を食べた後は、歩いて新島旧邸へ。かもがわカフェから京都御所そばの新島旧邸までは10分ほどですが、9月末だというのに夏の日差しで、すでに汗だくです。
こちら、新島襄の旧邸は、NHK大河ドラマ「八重の桜」の放映に伴い、現在は、2014年3月まで特別公開が行われていて、旧邸の中を見学するには事前の見学予約が必要です。建物を外から見るぶんには予約などいらないので、写真だけ撮っている人もいました。洋館なんですが、和を感じる外観です。GWの長崎で見た洋館に通ずる開放感があるのですが、洋館のテラスというより縁側っぽいところに和を感じます。
1878年完成。1990年新島襄の生誕150年記念事業の一環として全面解体保存修理を開始して、1992年工事完了。それから一般公開されているとのことです。今でも住めそうですが、公開は母屋の1階と付属室のみ。同じ敷地内の新島会館で入館手続き(予約完了メールを渡して、パンフレットをもらいます)をして、別館の新島八重の生涯を簡単に説明した展示をみてから、いざ建物の中へ。
こちらは、新島襄の書斎とのこと。現在「八重の桜」では、ちょうど2人の新居(=この建物)ができて、その中のシーンがたくさん出てきます。撮影はスタジオに、この新島旧邸の内部を再現したそうですが、テレビみていて、そっくりで、テレビの美術ってすごいな~と。
アメリカ帰りの襄の意見で、セントラルヒーティングの暖炉があったり、トイレが洋式(といっても、今のとはだいぶ違いますが。。)だったり。台所に井戸があるのにはびっくりしました。外に水を汲みに行かなくてよいのは、冬が厳しい京都ではどんなによいことだったでしょうか。それ以外にも台所の高さは、八重の背の高さに合わせてつくってあったり、八重に優しいつくりになっているこの家で、八重は新島襄がなくなった後も40年少しを過ごしたそうです。
このモダンな建物が、京都御所のそばにあるというのもある意味すごいな~と、すごいを連発しながら、その京都御苑を突っ切って、次の場所へ。
京都御苑では、まだまだ百日紅(さるすべり)がきれいに咲いていました。
大きな松の木の下には、松ぼっくりがたくさん落ちていて、なんだかきのこが生えているみたいで面白かったので、ぱちり。形のきれいな大きな松ぼっくりがたくさんあって、クリスマスの飾り用に持って帰りたかったです。。
京都御苑を東から西に横切って、蛤御門から出ました。この蛤御門も「八重の桜」にゆかりがありますね。1864年の8月、京都での勢力回復を目指す長州藩が、京都守護職であった会津藩と武力衝突し、戦闘を開始したのがこの蛤御門付近であったそうです。よく見ると、門柱に弾痕が残っているそうですが、暑くて写真を撮るのが精一杯でした。。。
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■京都でカフェめぐり 2013年9月 記事一覧
③「八重の桜」ゆかりの新島旧邸~京都御所 ←今ココ!
④とらや京都 虎屋茶寮一条店できれいなお庭を見ながらカキ氷をいただきました
⑥FORTUNE GARDEN KYOTO お庭が素敵なテラスでディナー
⑩鴨川沿いの人気カフェBONBON CAFEでランチを食べました
⑬石釜で焼くパンがおいしいbonne volonte ボンボランテ
⑭末富の新しいカフェ un cafe Le Petit Suetomi
⑰八坂の塔が見えるダイニング THE SOUDO HIGASHIYAMAでディナー