夏の京都 おすすめ! 大徳寺法堂の雲龍図と孤蓬庵 2014年9月(10)

  • 2014/10/23
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今回の京都旅行では、いくつかの雲龍図見学がひとつのテーマで、天龍寺に続いて2つめを見に来ました。

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大徳寺です。もう、この↑本坊と孤蓬(本当は竹かんむり)庵の公開は終わっていますが、大徳寺は塔頭寺院が多いのでいつの季節でもどこかしら公開されています。 OLYMPUS DIGITAL CAMERA
前回訪れた際、境内の広さや、松の木がたくさん並んで、とても静かな環境なので、お気に入りのお寺になった大徳寺です。
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いつみても金毛閣の大きさには圧倒されます。
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本坊では、方丈、唐門、法堂などが見どころです。が、撮影禁止なので、パンフレットから。
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こちらが方丈です。通常方丈は、表に3部屋、裏に3部屋の構造ですが、こちらは、開祖である大燈国師の塔所である雲門庵が裏にある特別な構造になっています。
襖絵84面は狩野探幽の作で重要文化財。
正面のお庭の作庭は天祐和尚、東庭は小堀遠州で、特別名勝庭園に指定されているそうです。DSCN6087
方丈前庭にあるのが唐門で、もとは聚楽第にあった明智門だそうです。彫刻がたくさん施されていて、日光東照宮の日暮門はこちらを参考につくられたとのこと。
近くへ行くと、軒下に色鮮やかな孔雀が見れました。
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そして法堂の雲龍図。こちらも狩野探幽の作です。近くへはいけないので、入口から覗き込んだだけですが、古びていながらも、まだ絵ははっきりしていて、こんな大きな絵を一体どうやって書いたのか。。。
それからなんで法堂の天井には龍が書いてあるのか、案内ボランティアの方に聞いてみたところ、龍は仏の教えを助ける八部衆のひとつで、住職が仏法を解く法堂の天井にあって教えを広めるのを助けるという意味があるのだそう。こちらにも詳しく書いてありました。
また、天井の隅には文字が書いてあり、寄進者が当時の小田原城主、稲葉正勝・正則親子だということを示す一文なのだとか。また、雲龍図が狩野探幽作であることも書いてあるそうです。

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続いて孤蓬庵へ向かいます。ちょっと離れてます。高校の敷地内を行くようで、ちょっとびっくり。
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またまたパンフレットから。こちら↑は、茶室で「忘筌」
孤蓬庵は、作庭家、建築家、そして茶人としても有名な小堀遠州が建立した寺院で、「忘筌」は小堀遠州が荘子の句から、功を成した後は俗事を離れて風雅三昧に入る境地を表したものだそう。千利休のわびさびの茶室とは異なる書院式の茶室で、この写真にあるように障子が西日を防ぎながらも下の部分を開けることで、前栽や手水鉢、灯篭が見えるという素敵な空間を作り出しています。この景色を一番よく見れる位置がお茶をたてる場所になっていると聞いて、なるほどわびさびのお茶とは違うな~と素人ながらに思ってしまいました。
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そして、今回初めての公開になるのが、書院「直入軒」と茶室「山雲床」です。
直入軒は、小堀遠州のプライベートな部屋で、寝泊り・仕事をする部屋だったそうです。床の間や次の間入口の墨絵は狩野探幽の襖絵だとのこと。南向きで近江八景を模したと言われるお庭がよく見える、いいお部屋だな~と。ここで生活するってどんな感じかなと想像してしまいました。
今回初公開とのことで、襖絵に触れないようにたびたび注意があり、入場人数に制限などもあり、ずいぶん貴重なものを見せていただきました。

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