冬の京都 (9)京の冬の旅 「大徳寺」聚光院と興臨院            

  • 2014/1/27
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今回は、1月の訪問ということで、この時期に特別公開している寺院に行きたいなと「京の冬の旅」のサイトを参考にさせてもらいました。
ですが、全部を回れるわけでもないので、前回9月末に来た際に行ってよかった「建仁寺」と、「利休にたずねよ」を読んだばかりだったので、ゆかりの「大徳寺」、あとは東山を散策したかったので「知恩院」「高台寺」には行きたいなと思っていました。あとは、大徳寺近くの「今宮神社」や、今年の大河ドラマ「軍師官兵衛」の黒田家ゆかりの「報恩寺」にも行けたらいいなと。まぁいつもの通り、回りきれそうにないので、優先順位をつけて、まずは大徳寺に行きました。

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広いなあとは思っていましたが、塔頭寺院がたくさんあります。20か所ほどでしょうか。拝観料はそれぞれで支払ってくださいとのことです。

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こちらは有名な三門「金毛閣」です。大徳寺は、鎌倉時代末期の1315年に宗峰妙超禅師によって開創され、室町時代には応仁の乱で荒廃したが、一休和尚が復興。桃山時代には豊臣秀吉が織田信長の葬儀を営み、信長の菩提を弔うために総見院を建立、併せて寺領を寄進、それを契機に戦国武将の塔頭建立が相次ぎ隆盛を極めたそうです。この三門は、二階部分が千利休によって増築され、その寄進を記念する千利休の像を安置したところ、それが秀吉の怒りをかって、千利休に切腹を命じる原因となったといわれている三門です。もちろん切腹を命じた理由は明らかになってはいないそうですが、「利休にたずねよ」でも、この大徳寺や三門の話がでてきてます。秀吉は利休が謝れば許すつもりだったのではないか、でも利休は謝らない。よって自決することになったと。
とても大きな山門です。正面から見たいところですが、公開されていませんでした。

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方丈の隣に位置するのが聚光院です。聚光院は、戦国武将、三好長慶の菩提を弔うために建立され、千利休が檀家となって三千家の菩提寺ともなっています。

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昨年の台風の影響で、残念ながら屋根の補修工事が行われていて、千利休が狩野永徳の下絵をもとに作庭されたといわれるお庭「百積の庭」が見えにくくなっていました。受付の際、この↑はがきをもらって、想像するしかありません(^^;)
方丈は、戦国時代の有名な絵師、狩野永徳とその父松栄(しょうえい)が描いた障壁画「花鳥図」「瀟湘八景(しょうしょうはっけい)図」「琴棋書画図」など複製ではありますが、国宝の障壁画を見ることができます。

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また、室内はすべて撮影禁止なので、これも入場券の写真ですみませんが、お茶室が2つあります。両方とも重要文化財となっている「閑隠席」と「桝床席」です。この↑茶室は「閑隠席」です。どちらも千利休の時代より後のものだそうですが、一般的にお茶室は4畳半の広さが多いと聞いているのですが、「閑隠席」は3畳という小ささ。千利休は茶の湯を極めていく中で、茶室も小さいものを作ったそうです。今でも月命日や命日にはお茶会が行われ、このお茶室が現役で使われているそうと聞いて、一度拝見してみたいなぁと思いました。お茶のたしなみはないので、無理ですが。。。

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続いては「興臨院」です。こちらは、戦国大名の畠山義房が建立し、畠山家が没落後、江戸時代には加賀の前田利家が修復して前田家の菩提寺となったそうです。

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やはり建物の中の撮影は禁止でしたが、お庭は大丈夫でした。こちらのお庭は、不老不死の仙人が住むという蓬莱山(ほうらいさん)を表しているそうで、、中国・天台山の石橋を模した石組みが特徴の枯山水のお庭です。写真を撮っている場所・客殿の襖絵は、現代の水墨画家・村石米斎氏の作品だそうです。

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こちらにもお茶室「涵虚亭(かんきょてい)」があります。こちらは、利休の弟子でもあった、茶人・古田織部好みの四畳台目のお茶室だそうですが、現在は使用されていないようでした。千利休と関係の深い大徳寺だけあって、20か所あまりの塔頭寺院にお茶室は47か所あるそうです。

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本当に広い大徳寺の境内で、三門・仏殿・法堂はとても大きな建築物で圧倒されますし、普段は公開されていない塔頭寺院がほとんどなので、今回は来てみてよかったと思いました。「京の冬の旅」で公開されている文化財では、観光ボランティアの方が説明をしてくれます。また、バスツアーなどもあるようです。個人で行った際にバスツアーの団体と一緒になってしまうと落ち着いて見学できなかったりするので、ご注意を(^^;)。

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■冬の京都旅行 2014年1月

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