まだだいぶ先の話ですが、5月に台北に行くことになりました!久しぶりの海外です。
そこで、相方が新しいスーツケースを買ってくれるということで、どんなスーツケースがよいか調べてみました。
(この記事は、後ほど更新するかもしれません)
利用用途は「観光」なので、大きなポイントは3点。「軽さ・丈夫さ」「キャスター」「大きさ」です。
■ポイント1: 軽さ・丈夫さ
海外旅行の場合、無料での預かり荷物は、航空会社・シートのカテゴリーにもよりますが、エコノミーであれば、3辺の合わせた長さが160cm前後で、重量23kg前後が目安となります。
観光での海外旅行の場合、帰りにお土産をたくさん買って23kg以内に収めるためには、スーツケース自体が軽いことに越したことはありません。
スーツケースには大きくいうと、以下の2種類があります。
・ハードケース: 名前の通り、外側が堅いプラスチック等の素材でできており、強度、防水性、セキュリティなどに優れています。
・ソフトケース: 外側の素材は布などが多く、軽量・比較的安価・荷物を詰め込みやすいといったメリットがあります。
ソフトケースの場合、海外だとナイフ等で外側を切って中身を取り出せてしまう可能性があるので、今回はハードケースで検討します。
ハードケースの場合、スーツケースそのものの重量に関係してくるのは「素材」と「フレーム開閉かジッパー開閉か」です
①素材
よく使われている素材としては、以下の2種類
・ジェラルミン:アルミニウムと銅やマグネシウムとの合金の素材。この素材でのスーツケースはフレーム開閉がほとんど。
・プラスティック樹脂:ABSやポリカーボネートなどがあるが、最近はポリカーボネートを使ったスーツケースが多い。
どちらも強度を保ちつつ軽さを目指した素材ですが、強度ならばジェラルミン、軽さならポリカーボネートです。
②フレーム開閉かジッパー開閉か
軽さならジッパー。強度・防水・セキュリティ的にはフレームですが、素材はスチールやアルミ・マグネシウムなどなので、どうしても重くなってきます。
■ポイント2:キャスター
キャスターについて求められるのは、
・どの方向にも動かせること
・荷物をたくさん入れても軽く動かせること
また、スーツケースの破損で最も多いのが、「キャスターそのものの破損」「キャスター周りの破損」だそうなので、
・ぶつかった時の衝撃に強いこと
・使い込んだときの摩耗に強いこと
以上が重要な点かと思います 。
ただ、これは製品のスペックには表れにくいので、購入者・利用者のクチコミを参考にしたり、実物を見て・触って確かめたり、製品の修理・保障の期間がしっかりしたものを選ぶといったことになると思います。
キャスターについては部品として購入して使っているものが多いらしく、キャスターのメーカーとしては「日乃本錠前のグリスパックキャスター」がよいという評判もあり、このキャスターを使っていることがわかれば参考になるかもしれません。
■ポイント3:大きさ
スーツケース売り場に行くと、旅行日数や容量などで分けて売られていることが多いかと思います。以下はあくまでも目安です。
①1~ 3泊 容量:~35L 高さ:~約55cm
・海外旅行には小さいかも。機内持ち込み可能なサイズの場合が多い。普段使いにもよいサイズ
②2~ 4泊 容量:36~50L 高さ:約55~65cm
・女性でも取り回ししやすいサイズ。2輪でも動かしにくいことはないと思われる。
③3~ 7泊 容量:51~80L 高さ:約65~75cm
・短期であれば2人分でも可能かも。キャスターは4輪のほうが動かしやすいと思われる。
④5~10泊 容量:81L~ 高さ:約80cm~
・長期旅行や家族分の荷物を入れる向き。女性には重いかも。重量超過にも要注意
■番外編:鍵
鍵には、シリンダーキー、カードキー、マグネットキー、ダイヤルロックなどがありますが、大きな差はないと思われます。
それよりも、TSA対応が必要ということが今回わかりました。何しろ、前回の海外旅行は10年前です。。。
TSAロックとはアメリカ運輸保安局(TSA)が認可した特殊なロックのことだそうで。
アメリカ渡航の際には、テロ対策のため、荷物を開けられてしまいます。この場合、ロックを切断、破壊して検査されることがあり、さらにこの検査によるロックの破壊に関しては、TSAは一切責任を負わないという国の取り決めになっているようなのです。
TSA対応のロックの場合は、TSA職員が特殊な開錠ツールを使って鍵を開けることができる仕組みになっているので、アメリカの空港でも鍵をかけたまま預けることができます。
よって、直近にアメリカ渡航予定がなくとも、購入時にはTSAロックのスーツケースを選ぶべきと。鍵穴の付近にTSAという表記があるそうです。
以上のポイントを元に、いくつかスーツケースを調べてみました。
(参考)
・JAL国際線 受託手荷物
・ANA国際線 手荷物について
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