- Home
- 秋の釧路湿原と知床旅行 ⑦阿寒湖畔の朝のお散歩 紅葉のボッケ散策 2013年10月
秋の釧路湿原と知床旅行 ⑦阿寒湖畔の朝のお散歩 紅葉のボッケ散策 2013年10月
- 2013/11/1
- 北海道, 旅行, 知床2013年10月
- 秋の釧路湿原と知床旅行 ⑦阿寒湖畔の朝のお散歩 紅葉のボッケ散策 2013年10月 はコメントを受け付けていません
前日の夜は、雨で温泉街の散策もできなかったので、朝は5時半に起きて、5:50からの「早朝ボッケ散策」に参加しました。
宿泊した阿寒ロイヤルホテルとホテル阿寒湖荘は同じグループだそうで、ホテルスタッフが両方の参加者を引率してボッケまで連れて行ってくれます。
ホテル阿寒湖荘近くから遊歩道に入っていきます。紅葉しているのは、木に巻きついている山葡萄の葉です。
幕末から明治にかけての探険家、松浦武四郎さんの漢詩の碑がありました。「北海道」の名をつけた方でもあるそうです。
ほどなくして、「ボッケ」に到着しました。しばらく見ていると、奥の方でぼこっと大きな泡がわきました。
中島に朝日があたって輝いています。
ボッケの先には石川啄木の歌碑もあります。なかなか読めないので、帰ってきてから調べたところ、
神のごと
遠くすがたをあらはせる
阿寒の山の雪のあけぼの
釧路新聞社の記者として、釧路に滞在していた啄木が、遠くに雪をかむった雄阿寒岳・雌阿寒岳を見て詠んだものらしいです。
この山が雄阿寒岳です。朝日をうけてまさに神々しいです。
ボッケ付近の海岸は湯気も上がっていました。
帰りは、来た道を案内人と戻ってもよいし、湖畔沿いの遊歩道を行けばホテル阿寒湖荘に戻れるとのことで、こちらのコースを行ってみることにしました。
湖岸沿いなので、朝日に輝く湖がよく見えます。阿寒湖の中島は4つあるようで、こちらは「小島」。「大島」もありますが、遊歩道からは見えませんでした。マリモ展示観察センターがあるのはチュウルイ島です。
水もとてもきれいです。マスやイワナ、イトウなどが釣れるそうです。
このあたりは遠浅なのか、釣り人が湖の中で釣りをしています。向こうは漁船でしょうか?
ホテル阿寒湖荘に到着間際、きれいな庭園が。阿寒湖の自然保護に貢献している前田一歩園財団の庭園だそうです。
大きな木がいっぱいあって、朝日に輝いています。
黄色や赤に紅葉していました。
庭園の中を流れる小川は温泉なのでしょうか?湯気が立って、幻想的です。
白樺の木立の向こうの建物は、前田一歩園財団の設立者である前田光子氏の山荘だそうです。
まだ枯れきっていない緑の下草に、紅葉や赤い実がきれいです。素敵な庭園で、お散歩させていただき、ありがとうございました。
遊覧船は阿寒湖荘の近くが乗り場です。朝1番は6:00出航とのこと。船も魅力的ですが、朝のお散歩とても気持ちがよかったです。
お散歩の後の朝ごはん。朝も会食でうれしいです。お散歩の後で、おいしくいただきました。
ぜひ、また阿寒湖に来て、今度はチュウルイ島でマリモが見たいです。