聖護院門跡 京の冬の旅2017
- 2017/5/15
- 京都2017年3月
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3月の京都。
お昼にハンバーグを食べた後、聖護院門跡に向かいます。
バスで熊野神社前まで行って、徒歩5分ほど。
さすが聖護院。聖護院と言えば、八ツ橋!?
西尾八ッ橋のお食事処もあります。
手軽なお食事から、予約すれば会席料理も食べられるようですし、中庭の散策もできるとのこと。雰囲気よさそうです。
さて、本題の聖護院門跡です。
写真が許されるのは、入口まで。
この人形は山伏の恰好ですね。聖護院は修験道のお寺で、また後白河天皇の皇子が入寺されて以降、皇室ゆかりの門主が続いた門跡寺院でもあります。
この写真の正面が本堂です。
お祀りされているのは、修験道に関係の深い役行者の像が中心ですが、明治維新の際の神仏分離・廃仏毀釈の影響で全国からお祀りできなくなった仏像が多く集まっています。
本堂の入り口に御朱印の受付場所があって、受付を済ませてから本堂にお参りして、帰りに受け取れました。
御朱印はお庭側からもお願いできるようになっていました。
手前は宸殿。この宸殿があるのが門跡寺院の特徴とのこと。
宸殿には上段の間があって、皇室関係者との謁見は御簾越しに行われたそうです。
狩野派による豪華な襖絵もあって、他のお寺だと複製画のことが多いですが、こちらのお寺はなんと本物。
また、この上段の間の奥に、御所から移築した重要文化財の書院があって、こちらは釘隠しや透かし彫りなどに細かな細工が施されていて、まさに「瀟洒」という言葉がぴったりな書院でした。
たくさんの見どころのあるお寺ですので、特別公開などで説明員がついてくださる時に見学するのがおすすめです。