
ホテル河鹿荘をチェックアウトして、お天気も悪くなかったので、どこか寄ってから帰ろうと、初訪問の「ポーラ美術館」にやってきました。
湯本から強羅まで箱根登山鉄道に乗って、強羅からは箱根施設めぐりバスで10分ほど。箱根には、子供のころから来ているけれど、この道路は通ったことがない道でした。
建設にあたっては、自然保護の観点から反対活動があったらしく、建物は外からは大きく見えません。
こちらは、バス停からすぐの入り口。ガラスが多用されてます。
展示室は地下になってます。
ルノワールをはじめとして、モネ・ゴッホ・ピカソなど日本で人気のある画家の作品が一通りそろっているそうです。
これが、大企業の社長とはいえ、1個人が収集したものだというのですから、びっくりです。
3月末まで、シャガール・マティス・ミロ・ダリの挿絵本展が開催されていました。
シャガールの作品は展示数が多く、色使いのきれいな、有名な作品も多く展示されていました。
レオナール・フジタ(藤田嗣治)の作品も多かったです。
気に入ったのは、ミロの「オーロラの指輪」(スィート版)という作品です。
手のひらサイズで、まるで子供の落書きのように見えますが、心惹かれるものがありました。
絵葉書を買って帰りたかったのですが、気に入った作品の絵葉書はありませんでした。残念。
館内には、カフェなどお食事ができるスペースもいくつかあって、ポーラだけに女性が好みそうな造りの美術館でした。
4月からは、敷地内の遊歩道のお散歩ができるようです。