横浜・山手の西洋館で世界のクリスマス エリスマン邸・チェコのクリスマス
- 2013/12/16
- 横浜・みなとみらい
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ベーリックホールに続いては、元町公園の上にある「エリスマン邸」です。
エリスマン邸は、生糸貿易商社の横浜支配人であった、スイス生まれのフリッツ・エリスマン氏の邸宅として、大正14(1925)年から15(1926)年にかけて山手町127番地に建てられたそうです。昭和57(1982)年マンション建築のため解体されたものを、平成2(1990)年元町公園内の現在地(旧山手居留地81番地)に再現したそうです。
さて、エリスマン邸のテーマは「聖ミクラーシュを祝う」。聖ミクラーシュとは、サンタクロースの元祖といわれる聖人だそうです。
入り口は森の木々でアーチになっています。
チェコでは、12月6日は聖ミクラーシュの日といって、前日の12月5日に、聖ミクラーシュが天使と悪魔を伴って各家庭を訪問し、まず悪魔が「今年はよい子にしていたか!」とこわーく問います。「よい子にしてました。。」と泣きべそかきながら答えると、「それでは歌を歌っておくれ」と。子供が必死で歌を歌うと、聖ミクラーシュがご褒美にお菓子をくれるという日なのだそうです。
聖ミクラーシュと天使と悪魔が行進しています。
テーブルセッティングも森の木々が飾られて、素朴な感じがします。
クリスマスツリーも素朴です。
こちらのエリスマン邸には、厨房だったお部屋が喫茶室「カフェ エリスマン えの木てい」として、お茶が飲めるようになっています。元町公園の木々を眺めながらお茶を楽しめそうです。