熱海 観光のおすすめ MOA美術館 景色がすごい

  • 2018/3/8
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1泊2日の熱海旅行。2日目は朝食後、MOA美術館へ行って、お昼を食べて、帰る予定です。
MOA美術館では、尾形光琳の国宝「紅白梅図屏風」の展示。MOA美術館の所蔵品です。

展示室には、近未来的(?)な、エスカレータを乗り継いで上ります。
ご年配の方でも心配ありません。

途中の踊り場的フロアは、地元の小学生の絵が展示されていたり、天井はプロジェクションマッピングのようになっていたり。

一番上まで上ってきました。
順路1室目は、中国の南宋・北宋時代の絵が多かったのですが、きれいだなと思ったのは江戸時代初期の屏風。
 
そして、2室目には、さっそくお目当ての2品です。
まずは、野々村仁清の国宝「色絵藤花文茶壷」。
以前も見ましたが、やっぱり上品な色絵です。

そして、「紅白梅図屏風」。
MOA美術館は、どの作品も写真撮影OKなのです。
これも素晴らしいところ。

近くからも撮ってみました。
梅もよいですが、水流の描き方と構図がこれまた。

3室目の後半には仏像。「聖観音立像」奈良時代 8世紀のものだそう。
1本の木から掘り出されたもの。穏やかなお顔に惹かれました。
十一面観音立像。10世紀初期の制作。頭上の小菩薩面がこれまた細かい彫刻です。
1~3室と同じフロアには、黄金の茶室と能楽堂があり、どちらもイベントで使われるそうです。
茶室は、もちろん、秀吉の黄金の茶室を模したもので、金は金箔と金の延べ棒が使われているとのこと。
茶道具も黄金ですが、実際に使えるそうです。

能舞台。観世、宝生、金春、喜多の諸流による定期的な演能会が開催されているようです。
見てみたいですね。

こちらは、「諸尊図像」だったかと思います。
仏像の教科書のようなもの?
絵が実に細かく描かれています。

6室目は、陶器類が展示されていて、この↑大皿が素敵だなと。
って、どれも貴重な品なので素敵なのですが。

こちらは、「月下紅白梅図」。
プラチナ・パラディウム・プリントだそうで、作者は杉本博司さんという写真家。
「紅白梅図屏風」を撮影して、プラチナ・パラディウム・プリントという手法で印刷した。といったことなのでしょうかね。

展示を全部見ると、山の斜面に建てられた美術館の中腹まで降りてきます。
カフェやレストランがいくつかあります。
コーヒーとパンが食べられるカフェからも、こんな景色が見られるのはいいですね。

ちょっと外にでてみましょう。
 

カフェから見えた彫刻は、ヘンリームア。

振り向くと美術館の外観。

ここにある木は桜のようです。
春にはとてもきれいでしょう。
急な斜面に建てられた広大な美術館は、広々とした空間にゆったりと展示がなされているので、心穏やかに見学できるところです。

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