本日まで マリーアントワネット展
- 2017/2/26
- 東京
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実は1月中旬に行っていたマリーアントワネット展。
本日2月26日までなのに、今日、記事化するとは申し訳ありません。。。
この展覧会に際しては、BS日テレの「ぶらぶら美術・博物館」で取り上げられたり、映画「マリー・アントワネット」も放送されていました。
ぶら美を見て、すっかり展覧会に行った気持ちになっていたのですが、せっかくなので実物をとやってきたのです。
久しぶりの六本木ヒルズ。
森アーツセンターギャラリーは、52階です。
チケット売り場は3階にあります。地下鉄から上がれば、誘導の案内がところどころにあるので、久しぶりでも迷わずに行けました(^^;)
写真を撮れるのは、この↑アントワネットの居室を再現したお部屋のみ。
思いのほかシックな色合いで、ベッドも小さいな~と思いました。
展示は肖像画や当時の風刺画、王室を取り上げた今でいうゴシップ紙的な資料などがたくさんあったのですが、それらは撮影不可でしたので、パンフレットから。
空間再現には、居室のほかに浴室がありました。
当時お風呂に入るという習慣がなかったフランスに、オーストリア出身のマリー・アントワネットが作らせたものだそう。
ぶら美で、このお風呂はお湯がでてくる仕組みになっていたとの説明があり、18世紀に給湯システム(?)があったとは驚きです。
図書館はプロジェクションマッピングで再現され、マリーアントワネットの図書館に自分がいて、一日そこで過ごす気分が味わえます(ちょっと大げさ?)
愛用の食器類の展示では、豪華な洋食器だけでなく漆器や陶磁器もあって、さすが王室には世界各国の名品が集まるものということが実感できます。
肖像画はアリーアントワネットを描いたものが中心で、作者が違っても顔はほとんど同じなので、あぁ本当にこんなお顔だったんだなぁと。天使のように可愛らしくて、これから革命が起きようとしている時代に立ち向かうたくましさや賢さははなかったろうなとひしひしと感じてしまいました。
年がばれますが、漫画のベルばらでフランス革命を知った世代ですので、アントワネットはともかく、ルイ16世の肖像画は漫画より素敵。
逆に、フェルゼン伯爵の肖像画には「ノ~ン」って感じです。これはぶら美に出演された中野先生と同じ意見です。
漫画から入ると、アントワネットって本当にいたのかな。。。と、虚構の中の存在という気にもなってしまうのですが、人生最後に着用したであろう身の回りの品を見ると、あぁ、本当に存在したんだ、大変だったんだな。。。とちょっと悲しみにも似た実感がわきました。
(新宿方面)
とても混んでいましたし、寒くて雪もちらつく日でしたが、行ってよかったです。
家に帰ってその日のうちに、録画してあったぶら美や映画「マリー・アントワネット」を立て続けに見て復習もしてしまいました。
展示の最後にお土産コーナーもあって、ラデュレのマカロンやマリーアントワネット展とのコラボ商品もたくさんありました。
我が家は、ビル1階にある「ラ・ブティック ドゥ ジョエル ロブション」でパンを買って帰りました。
たまの都会もいいものです。